こんにちは、不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

 

「あなたのお子さんは、昼夜逆転していますか?

何時ぐらいに起きて、何時ぐらいに起きていますか?」

 

不登校のお子さんには、朝9〜10時に寝て、夜18〜19時に起きる、昼夜逆転のお子さんがいます。

昼12時、13時、14時、朝5〜7時頃に寝るお子さんもいますし、起きるのはお昼から夕方など、さまざまです。

また寝る時間と起きる時間が一定ではなく、毎日バラバラというお子さんもいらっしゃるようです。

ほとんどの場合、昼夜逆転に近いお子さんが多いのではないでしょうか?

 

お子さんの昼夜逆転が引き起こすものは?

お子さんたちにとっても、昼夜逆転は、結構な問題となっています。

悪夢をよく見たり、寝る時間が長くても、深くて十分な睡眠を取れていない、眠りが浅いなどと、よくお聞きします。

 

お子さんの悪夢の内容も、とても特徴があります。

・嫌なことを無理やりさせられている。

・知らない場所に一人でポツンといる。

・恐ろしいものに追いかけられている。

・人が死ぬ、殺される。

 

こんな悪夢をよく見るようです。

また一概に、悪夢とも言えないような解釈、意味不明な夢を見たという話もお子さんからよくお聞きします。

あなたのお子さんが見た悪夢は何でしたか?

それは特徴に当てはまりますか?

 

「お子さんがまともな生活サイクルで過ごして欲しい」という相談

親御様から最近よく相談を受けるのは、「お子さんがまともな生活サイクルで過ごして欲しい」ということです。

すぐに学校に行けなくとも、朝ちゃんと起きて、夜ちゃんと寝るというふうな生活をして欲しいと考えている親御様はとても多くいらっしゃいます。。

あなたも同じように感じたことはありませんか?

 

だから今回は「お子さんがまともな生活サイクルで過ごして欲しい」について、取り上げていきます。

子供がゲームでもネットでも、他のものでも、そういったことをやって、ずるずると夜更かしして、眠りが遅くなっているのを見ると、不安と怒りに駆られたことはありませんか?

 

「早く寝かさなきゃ。」

「いつまでもゲームやネットをいじらせていたら、ダメになる。」

 

こんな不安や怒りに駆られて、口火を切ったことはありませんか?

 

「いい加減、早く寝なさい。」

 

このような場合、ほとんどのケースで、子供と大人でぶつかってしまいます。

寝ようとしない子供となんとか寝させたい大人で、ぶつかってしまうのです。

魔法ことばベーシック講座でも、個別カウンセリングでも、夜お子さんを寝かせたいという相談は、とてもよくお聞きします。

 

なぜ、早く寝かせたいと思うのか?

早く寝かせたい親御様に、なぜそうさせたいのかと聞くと、こんな答えをよく聞きます。

 

「早く寝ないと睡眠時間が短くなって、早く起きれない。」

「早く起きれないと、学校に行けない。」

「早く起きれないと、そのまま遅く起きて、普通の生活が成り立たない。」

「早く起きれないと、睡眠時間が短くなり。健康を損ねる。」

 

などなど、さまざまな不安に親は、かられています。

 

「早く寝なさい。」

 

この言葉をお子さんに言ってしまうと、結局、お子さんにそれらの不安をそのまま伝えるのと同じことになるのです

 

不登校の解決をしたいのであれば、早く寝かそうとしてはいけません。

そういったことを親がコントロールしてはいけないのです。

子供をコントロールすればするほど、子供は改善しなくなります。

コントロールそのものも、よくありませんし、先ほどのような不安に駆られた親の言動もよくありません。

 

多くの方はよく考えもせずに考えてしまいがちです。

 

「早く寝ないから早く起きれない。早く起きれないから、学校へ行けない。」

 

睡眠不足によって、まるで入院治療が必要な病気にかかるようなとても不安なイメージを持っています。

 

不登校の原因は、睡眠不足ではありません

早く起きようが、何をしようが、学校へ行けないものは行けないのです。

また夜眠れないことで、不健康になって、変な病気になるというのも立派な妄想です。

 

睡眠不足がいいと言っているわけではありません。

睡眠を取ろうが取るまいが、学校へ行けないのは行けませんし、病気になる人はなります。

睡眠不足によって、病気のリスクが高まることは医学的には示唆はされているかもしれません。

だからと言って、早く寝かせればいいという単純なものではないはずです。

 

なぜ、あなたのお子さんは眠れなくなったのですか?

寝かせようとする前に、親として、そこを考えなければならないのでは、ないでしょうか?

それはゲームではありませんし、部活が忙しかったからでもありません。

昼夜逆転や夜眠れず、朝起きれない・・・

これらは心理的な原因が大半を占めています。

 

心理的な原因には、大きく3つあります。

1ホンモノ共感をしてもらっていない

2対人不安、恐怖がある

3自己肯定感が低い

 

そして、最近わかってきた新たな原因とは、夜寝る前に自己否定を始めてしまうことです。

これは自己肯定感が低いことからくるものです。

多くの人が、一人反省会と名づけます。

今日やったこと、言ったことが正しかったのかを反省します。

多くの場合、一人反省会は自分を責めるようになります。

これが始まると人間は、眠れなくなってしまいます。

 

なぜ、一人反省会をして、自分を責めてしまうのか?

この心理的な理由、原因がわかれば、それを止めることもカンタンです。

一人反省会が始まる理由、原因は、かなり複雑で難しいことがありますので、説明はここまでとさせていただきます。

今回お話しできることは、夜寝かせようとすることは、ほとんどのケースでマイナスになるということです。

 

不登校の親御様はかなりイラ立ちながら言います。

「早く寝なさい。」

 

寝かせようとすること自体が悪化になりますし、そして口調がさらなる悪化を招いています。

夜寝かせようとすることはやめましょう。まったくムダです。

不登校の根本が改善され、愛着が整えば、必ずお子さんは自分から眠るようになります。

お子さんを寝かせようとする、お子さんの行動を見るのではなく、お子さんの心を見るようにすることの方が、100倍有益です。

 

私のこの言葉を信じる、信じないは自由ですが、私を信じて、お子さんの心を見て、私のアドバイスを実行し続けた魔法ことばベーシック講座の受講生は、不登校を100%解決しています。

 

今回、「お子さんがまともな生活サイクルで過ごして欲しい」について、取り上げました。

特にお子さんの睡眠の問題は、親御様にとって切実な問題です。

 

「ちゃんと寝て欲しい、寝かせてあげたい。」

 

親であれば誰しもそのように思います。

しかし、眠れないお子さんに「寝ろ、寝ろ」と言ったところで、お子さんは眠れないのです。

そこに早く、多くの方が気づいて、眠れるようにしてあげる、昼夜逆転を治す方法は、原因が複雑なので、魔法ことばベーシック講座で、詳細をお教えしています。

 

ホンモノ共感とプラス言葉 “じゃがりこ”

「この”じゃがりこ”は、味が何かやばそうだよ。

普通の味の”じゃがりこ”の方がいいんじゃない。」

 

これをホンモノ共感とプラス言葉に変える答えとして、こんな素晴らしい答えをいただきました。

 

「お母さん、このじゃがりこ初めて見た!

どんな味がするんだろうね~!

どんな味か知りたいよね!

普通のじゃがりこもあるね。

普通のじゃがりこも美味しいよね!

どっちも食べたいよね!

2つとも買って食べてみようか!」

 

私が考える答えは、このようなものになります。

 

「変わった味のじゃがりこだね。

この味は君が好きなの?

食べてみてどんな味か、お父さんに教えて。」

 

これが私が考える正解です。

子供が選んだものを勝手に変えてはいけません。

まずいかどうかは、子供が決めることです。

親はまずかろうか、そうでなかろうが、子供の選択、結論に沿うだけなのです。

 

勝手に変えることは、子供のメリットになりません。

勝手に変えずに、子供がそれを選んだ気持ちを大事にするのです。

 

お子さんが見た悪夢とは?

今回はホンモノ共感とプラス言葉クイズではなく、先ほどお聞きした皆さんのお子さんが見た悪夢について、お教えください。

このブログのコメント欄にご記入ください。

夢そのものは解釈が難しいのですが、その内容をお聞きすることで、お子さんの心理状況や不登校の改善状態を判断する指標になります。

次回7/11(水)にブログにコメントいただいた悪夢の内容をもとに、私がお子さんの心理状況や不登校の改善状態を判断してお伝えします。

ぜひこの機会を活用してください。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。