こんにちは、不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

 

夏休みまで1ヶ月となりました。

もう夏休みの家族旅行の計画は立てましたか?

 

私がカウンセリングさせていただいている中で、夏休みに困るのが、不登校・ひきこもりのお子さんの旅行です。

 

「不登校のため、外出が安定せず、せっかく立てた旅行の計画も、すべて台無しなってしまった。」

 

このようなお話をよく耳にします。

 

不登校・ひきこもりのお子さんの旅行で大事なことは?

不登校のため、外出が安定せず、せっかく立てた旅行の計画も、すべて台無しなってしまった。

 

出発の日の朝に、子供が、「行かない、行きたくない、起きない」などに直面して、ひと騒ぎがあった後、行ける家族だけ行き、子供が残る・・・

 

なんとか遅れながらも全員で行く・・・

 

全員で行けたにも関わらず、旅先でお子さんが、ごねだして、大変なトラブルになってしまい、へとへとになって帰ってくる・・・

 

などもお聞きしたことがあります。

 

 

そもそも、旅行の計画にお子さんの希望、「そこなら絶対行くという場所」を入れていますか?

 

そうしないとドタキャンになる可能性がとても高くなります。

お子さんは自分の好きな場所なら、行く可能性が高いからです。

 

例えば、アニメの舞台となった場所は、ファンが訪れ、その場所の風景や雰囲気を楽しむために聖地巡礼として人気です。

 

大ヒット映画「君の名」のときは、特に聖地巡礼の人気を高めました。

「君の名」は東京の四ツ谷や新宿のようです。

 

テレビアニメの「ガールズ&パンツァー(通称:ガルパン)」は大洗です。

 

どちらも、お子さんにとって、意味のある場所ですね。

 

また東京が計画に組み込まれるのであれば、東京ビックサイトのコミックマーケット(通称:コミケ)なども、子供たちが行きたがるかもしれません。

 

まずは、お子さんと話をしてみてください。

お子さんが必ず喜んで行く、そういった旅行先を一緒に探してみるのもいいかもしれません。

 

ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「ハワイに行きたい」

あなたは、もしお子さんが「ハワイに行きたい」と言ったら、あなたは即笑顔で共感できますか?

 

前回、お出ししたホンモノ共感とプラス言葉クイズには、4名の親御様からの回答をいただきました。ありがとうございます。

 

みんな大正解です。

 

「いいこと思いついた。みんなで明日ハワイに行こう!」

 

私が実際この子の親であっても、同じような対応をします。

 

「おお、ハワイか。

いいね。暖かくて。お父さんも大好きだよ。

ハワイにみんなで行けたら、楽しくて本当にいいよね。

みんなが楽しくなることを考えてくれて、ありがとう。

それにすぐ行きたいんだよね。

いいことは早くやった方がいいよね。

 

お父さんさあ、みんなが一緒にハワイに行ける日を見つけて準備してあげる。

みんなで一緒に行けるようにお父さんがんばってみる。

必ず叶えるから、ちょっとだけ待っててもらってもいいかい?」

 

私はこんなふうに対応します。

 

あなたなら、どう対応しますか?

 

現在、魔法ことばベーシック講座の第4期では、ホンモノ共感の練習をしています。

 

「ハワイ」と言われると、腰がひける親御様、「そんなとこ行けるわけないだろう」と考える親御様、国内旅行にすり替えようとする親御様、いろいろといらっしゃいました。

 

皆さん、隙あらば、子供の考えをすり替え、捻じ曲げようとしています。

そういう歪んだ思考を親が持っていると、子供が不登校になります。

 

子供の意思や希望は100%、純粋に叶えるのです。

 

明日ハワイに行くことが無理であっても、その意思や希望に沿った形で、2ヶ月後、3ヶ月後に実現するといったことは可能なはずです。

 

子供が意思を出してきた時に、それにどう共感するか?

 

その対応で、不登校の解決は大きく変わります。

 

明日すぐにハワイに行くことは、実際は困難だと思います。

それを否定せずに、子供に寄り添ってあげて、どのように実現してあげるかだけです。

 

否定クセや疑問クセが身についている方には、ちょうどいい練習かもしれません。

子供の願いを100%ストレートに叶えることを心がけてください。

 

今回のホンモノ共感とプラス言葉クイズ

「この”じゃがりこ”は、味が何かやばそうだよ。

普通の味の”じゃがりこ”の方がいいんじゃない。」

 

これをホンモノ共感とプラス言葉に直してください。

 

お子さんが選んだ”じゃがりこ”が親から見て、まずそうに見えた時、親は自分の思い通りに子供の意思を曲げようとしてしまいます。

どのようにあなたなら考え、どのような言葉を伝えますか?

 

これを”じゃがりこ”ではなく、他のものに置き換えると、すべての物事に応用できます。

がんばって、脳みそを絞って考えてください。

 

そして、この記事のコメント欄に、あなたもコメントをすることで、不登校もどんどん解決できる、解決力が身につけていってください。

 

次回7/4(水)にブログにコメントいただいたものに、私のホンモノ共感の考え方をお伝えします。ぜひこの機会を活用してください。

 

今すぐ、親御様ができる、不登校の改善に重要なものとは?

たった一つだけあげるなら、それはホンモノ共感です。

ホンモノ共感が、ご両親様ともきちんとできれば、不登校は改善していきます。

 

しかし、多くの親御様は、自分はホンモノ共感ができていると思い込んでいます。

不登校が解決していないのなら、まずはお子さんの心に響く共感を身につけてみてください。

 

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。