今日から新たな不登校カウンセリング事例を、動画解説付きでご紹介します。

S君は中2から、
様々な身体症状、
自己肯定感の低下、

などから、登校できなくなっていきました。

中3の3月に、初めて母上からご相談をいただきました。
以下、母上からいただいたご相談内容を加筆修正してご紹介します。

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(母上の文章ここから)

Sは中学2年の9月に、風邪をひいてから朝頭痛がして起きれなくなりました。

疲労感が強く、病院では慢性疲労症候群と診断されました。

本人は学校に行きたい気持ちがあり、友達も好きで、勉強に関しても特に悩みはありませんでした。ただ、部活で、小6の時、肘の故障で球を投げることを制限されていたことがストレスと自信の無さにはつながっていたようです。

その時から1年半以上過ちますが、登校できたのは半年ほどです。

ストレスからホルモンを出すことにも支障があり、副腎機能障害、自律神経機能障害とも診断されています。

高校に合格しても通えなくなる可能性もあります。

何がそんなに本人のエネルギーを消耗させるのかが知りたいのです。
自分に自信がもてないことは親としても感じています。

(ここまで)

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そうです。

様々な問題を抱え、原因も見つからず、全く改善していない。
このままでは高校に合格したとしても通えない。
一体何が我が子を苦しめているのか、それを知りたい。

その一心で、お母さまはいっぱいでした。

私はその思いに応えるべく、このS君の不登校問題の根源に、真っ向勝負を挑むことを決めました。

(次回に続く)