こんにちは、不登校セラピーと子供自信協会の代表理事の新井てるかずです。

 

あなたは、一体、何がいけないのかわからないと思ったことはありますか?

 

子供に学校行けと強く求めているわけでもない。

ただ、普通の生活をしてほしい。

もう少しがんばれるようになってほしい。

当たり前のことを自分でやれるようになってほしい。

 

こんな普通のことしか望んでいないのに、子供は改善しない。

 

「なぜ何だろう?」

 

このような疑問と不安を感じているお母さんたちは大勢いらっしゃいます。

 

「まだ、共感が足りないのかしら?」

「共感の言葉はいっぱい使っているのに、なぜこの子は動かないのかしら?」

 

このようにも思われたことはないでしょうか。

 

私が視点を変えた、あることを指摘させていただくと、多くのお母さんたちは、また考え込み始めます。

 

「私のどこがいけないの?」

「それのどこがいけないの?」

 

私が指摘させていただくことが多いポイントはいくつかあります。

そのうちの大事な一つをみなさんにお教えしたいと思います。

それは、世間一般の常識を強く持つと、子供が全く改善しないということです。

 

なぜ、世間一般の常識を強く持つことが、いけないのか?

数々の常識を不登校の親御様は、持っています。

例えば、

・迷惑かけないのが当たり前

・がんばるのは当然のこと

・学校を出て、働いて仕事をするのが当たり前など。

 

もしかすると、常識の一体、何がいけないの?と思われているかもしれません。

だから、私はいつも質問をします。

 

「なぜ迷惑をかけてはいけないのですか?」

「なぜがんばるのが当たり前なんですか?」

「わがままはダメなんですか?」

 

すると親御様は、とても戸惑いながら、こう返事されます。

 

「それが世間一般の常識です。」

 

そこで、私がまた聞きます。

 

「それは本当に常識なんですか?」

「なぜ、それが世間一般の常識なんですか?」

 

がんばらない人だって、世の中には、いっぱいいるし、迷惑かける人だって、いっぱいいます。そういう人だって、ちゃんと生活できていますよね。

ここで多くの親御様は、わからなくなってしまいます。

 

何がわからないのか?

がんばることや迷惑をかけないことが、なぜいけないのがわからないのです。

私は何年も前から、これらの考えが不登校を引き起こすと考えていました。

親御様はこれらの考えが、あまりにも当たり前すぎて、不登校の原因になるということに全く気づかない方がとても多いです。

理論的な説明はここでは省きますが、私が関わっている不登校の事例の85%にこの原因が存在しています。

子供が不登校になり、さらに私から直接、教わるまで、そのことが原因になっているとは、ほぼ全員の親御様が気づいていませんでした。

 

この考え方、常識は、「役立たず不安」と強いつながりがあり、その解決が不登校の改善に直結します。

実は、私が指導させていただいている魔法ことばベーシック講座で、不登校が解決した親御様は、全員この常識を外せた人たちです。

魔法ことばベーシック講座では、少人数の参加者と共に、子供の自己肯定感を高め、不登校を自然解決するテクニックを身につけていきます。

その中で、不登校が解決した親御様は口を揃えて、自分が今まで常識だと思ってきたことを変えたおかげで解決できたと言っています。

 

親御様の子育てに関わる世間一般の常識、これが私の指導するとおりに変われば、不登校は間違いなく解決します。

このご指導は、私の個別カウンセリングでも、もちろん行っています。

魔法の言葉ベーシック講座では、より理論的に、同じ悩みを持つ仲間たちと打ち解けて話しながら、解決を目指しています。

 

自分が数十年間、かたくなに守ってきた常識を自力で変えるには、おそらく時間も労力もお金も、とてつもなく浪費します。

常識が生まれる原因をきちんと把握し、きちんと指導してくれる専門家に導いてもらった方が、圧倒的に効率がいいものです。

魔法ことばベーシック講座は、近々みなさんにご案内を差し上げることができると思います。

開催は、東京、名古屋、大阪を予定していますので、ご案内まで、しばらくお待ちください。

 

ホンモノ共感とプラス言葉のクイズ

先週のクイズには、五十嵐さんという方が回答くださいました。

とてもすばらしい回答ありがとうございました。

では、クイズの正解をお伝えします。

 

なぜ、子供は怒ったのか?

それは、子供は冷蔵庫の中の状態について、お母さんと話をしたかったのに、お母さんがその会話を一方的に打ち切るような会話をしたからです。

子供からすると、ちゃんと話をしたいのに、何も聞かずに、めんどくさそうに話を打ちきられるのは、とても悲しいことで、腹が立つことなのです。

子供からすると、お母さんが対話を拒絶しているような感覚になります。

この感覚が不登校の原因になるのです。

お母さんは、自分ができていなことを責められていると感じ、そのことについて話し合うのは心が痛いので、すぐに逃げてしまったのです。

 

ここでもう一度、皆さんに質問します。

 

このお母さんは、なんと返事すればよかったのでしょうか?

 

繰り返しますが、子供は冷蔵庫のことについて何も責めておらず、ただ話をしたかっただけです。

お子さんの気持ちを考えて、あなたが考えた答えをこのブログのコメントに残してみてください。

 

もう1点、ホンモノ共感とプラス言葉のクイズをお出しします。

がんばるのが当たり前、人に迷惑をかけないのが当たり前など、多くの親御様が思い込んでいる世間一般の常識は、実は不登校の原因になります。

 

では、なぜそれらはいけないことなのでしょうか?

なぜ、不登校の原因になるのでしょうか?

 

じっくり考えてみてください。考えれば考えるほど、共感脳が育ち、不登校の解決に近づいていきます。

どんどん言葉の裏にある気持ちを考えて、あなたが考えた答えをこのブログのコメントに残してください。

メールアドレスや実名は残してくれなくて結構ですが、ブログに回答いただいた方には、質問権を差し上げます。こういう言葉に対してのプラス言葉を教えて欲しいなど、質問をブログにお寄せください。

次回、これについての答えをみなさんにお伝えします。

あなたがチャンスを生かし、もっと子供の役に立つ親になることを応援します。

 

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