こんにちは、不登校セラピーと子供自信協会の代表理事の新井てるかずです。
耳から覚えるホンモノ共感
あなたは私のような不登校セラピーのプロと不登校の親御様の一番の違いはなんだと思いますか?
心理学の知識?何かのテクニック?
いえ、全く違います。
知識とか、テクニック以前に、私とみなさんで最も違いがあるのは、声です。
私はいつも目の前にいる不登校のお子さんの心に届くように、気持ちを込めて、声を出しています。これが全く違うのです。
今、子供自信協会で、魔法のことばのベーシック講座のサブ講師として、池田薫先生がいます。
池田薫先生とみなさんの最も大きな違いも、単純に声です。
池田薫先生や私の声は、圧倒的に声に気持ちが込められています。
だから、ちゃんと相手の心に届いているのです。
なぜ、「耳から覚えるホンモノ共感」の音声教材がみなさんにオススメなのか?
それは、聞くだけで、子供の心にちゃんと届く、共感ボイスを身につくからです。
身につければ、お子さんの不登校の改善効果もより大きくなります。
「耳から覚えるホンモノ共感」初級編
・不登校に改善効果のある10の言葉がけと接し方の音声教材
・共感の仕方、声の使い方や気持ちの込め方を一つ一つ丁寧に解説
・1日3分、聞いてそのままマネするだけで、不登校の改善効果が抜群にアップ
音声教材の価格は今回特別に1500円に設定しました。
「耳から覚えるホンモノ共感」初級編の申し込みはこちらです。
↓↓↓
申し込みフォームに入力できないと何名からいただいています。
お困りの点があれば、以下のとおりにメールで送ってください。年中無休でメールは確認しています。
<メールでの申し込み方法>
宛先 schooltherapy@gmail.com
件名「耳から覚えるホンモノ共感」初級購入希望と
本文 ①名前、②返信メールアドレス、③予備メールアドレス
見捨てられ不安が生まれる親御様の考え方「周囲の子供との比較」
前回から見捨てられ不安について、お伝えしています。内容はいかがだったでしょうか?
今回は、見捨てられ不安が生まれる親御様の考え方として、子供のあり方、子供の成長に対する考え方をお伝えしていきます。
見捨てられ不安が生まれる親御様の考え方の代表例は、周囲の子供との比較です。
例えば、
「周りの子はこういったことができているのに、あなたはできていない。」
「小学校に入ったら、もう周りの子は親に甘えたりしないのに、なんであなたはそんなに甘えるの?」
「もうみんな、自分のことは自分でできているよ。ちゃんとできるようになろうよ。」
「周りの子は、そんなわがままを言ったりしないよ。そんなわがままを言って、駄々をこねているのはあなただけよ。」
こういったものが挙げられます。
どれも、周囲の同年代の子供と比べて、お子さんが劣っている点を徹底的に見つけて、直そうとしています。
この親御様の考え方により、お子さんが以下のような見捨てられ不安になるのです。
「周りと同じようなことが同じレベルでできない。
自分は周りにとって邪魔な存在なんだ。
しかし、自分はダメな人間だから、自分はもう追いつけない。
だからあのみんなの中には入れない。」
どうでしょうか?
親御様の意図とは裏腹に、親がマイナス面ばかり見てしまったがために、子供はそのマイナス面に劣等感を感じます。
それを補うために無理して頑張ろうとするのですが、ほとんどはうまくいきません。
見捨てられ不安が生まれる親御様の考え方「早く大人になれ、成長しろ」
見捨てられ不安で、子供の成長に対しての親御様の歪んだ考え方が原因となっているケースはいくらでもあります。
周囲の子供との比較と並んで多いのが、「早く大人になれ、早く成長しろ」という考え方です。
例えば、
「失敗を繰り返すな。失敗を繰り返すのは、子供のやり方、大人は失敗から学んで、失敗を繰り返さない。」
「自己管理できるようになれ。計画性を持て。」
「ちゃんと考えろ。見通しを立てろ。考えないのは子供のやり方、ちゃんと先まで見通すのが大人のやり方。」
「効率よくやれ。効率が悪いのは子供のやり方、大人は効率よくやる。」
こういったものが挙げられます。
早く大人になれ、早く成長しろという考え方は、子ども本来のあり方と著しくかけ離れています。
子どもは失敗や甘え、計画性のなさ、考えのなさ、それらを許されるものです。
しかし、親がそれを許さず、認めず、受け入れていないと、子供はそれがきちんとできないことに対して、また強い劣等感や不安を感じます。
そして、先ほどと同じように、そういったことが完璧にできない自分は、周囲にとって邪魔な人間であると感じ、周囲の人と関わる機会を失っていき、孤立していきます。これが見捨てられ不安なのです。
見捨てられ不安が生まれる親御様の考え方は?
今回は、見捨てられ不安が生まれる親御様の考え方として、子供のあり方、子供の成長に対する考え方をお伝えしてきました。
「周囲の子供との比較」、「早く大人になれ、成長しろ」です。
まずは、ここで一度読むのを止めて、親御様と配偶者様のことを考えてください。
今回お伝えしてきた考え方をお子さんに求めてきたでしょうか?
このブログをお読みの半数ぐらいの方が、「ああ思い当たる」ということがあると思います。
これらは、前回、お伝えした親から嫌悪を向けられる対象となると、ほぼ全く同じで、親から認められない存在になるという不安を与えるのです。
多くの方は、効率よく、甘えないなどは正しいことであり、「私は何も間違ったことは言っていない」と思われるでしょう。
それについての是非は問いません。
ただその考え方は子育てには圧倒的に不向きなのです。
さて、親御様の考え方の問題はまだまだ他にもあります。
次回1/17は、時間に関する歪んだ考え方を扱っていきます。
代表例は「早くしなさい」です。
「早くしなさい」は、ほとんどの親御様が全く悪気なく使っていますが、これほど恐ろしい言葉はありません。
私が知る限り、最悪クラスの言葉です。
なぜならば、この言葉一つをしつこく親からかけ続けられたおかげで、子供は引きこもりになるからです。
ホンモノ共感とプラス言葉の勉強会クイズ
WHOは、ネット依存、ゲーム依存は病気であると定義しました。
日本には推定50万人程度のネット依存、ゲーム依存の人がいるという統計があります。
もちろん現実は、50万人という優しい数字ではなく、おそらく数十倍はいることでしょう。
このゲーム依存、ネット依存は昼夜逆転と並んで、不登校ととても関係が深いものです。
ゲーム依存、ネット依存を治すには、それらをやめさせることでなく、制限をくわえたりするのではなく、共感が最も有効な心理的治療技術となります。
お子さんのゲーム依存、ネット依存を直してあげたいのであれば、あなたはまず第一歩として、共感とプラス言葉を身につけてください。
共感を身につけるために、最も良いやり方は、正しい指導者から正しい指導を受けることです。
まずは、共感ボイスを身につけるために、「耳から覚えるホンモノ共感」の音声教材を聞いてください。そして、常に考える癖をつけてください。
考える癖をさらに身につけるために、今回もホンモノ共感とプラス言葉の勉強会のクイズを行います。
今回は、以下の2つのマイナス言葉をホンモノ共感でプラス言葉に変えてみてください。
- 「早くしなさい」
- 「約束したじゃん。何でやらないの?」
どういう状況で、何に対して、言っているのかは、各自で設定してください。
もし、普段使ってしまっている言葉で、気になる言葉があれば、ぜひブログに投稿ください。とても良い練習になります。
「早くしなさい」を自在にホンモノ共感でプラス言葉に変えることができれば、ホンモノ共感の初級は、ほぼクリアできています。
前回と同じく、あなたが考えた答えをこのブログのコメントに残してください。メールアドレスや実名は残してくれなくて結構です。
ブログにコメントいただいた状況に対して、最適なプラス言葉を次回1/17(水)のメルマガでお伝えします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
再登校率88%、国内最初の不登校専門カウンセラー
不登校セラピー代表 新井てるかず